火力発電や石油化学プラントなどの産業用バルブメーカーのTVEが、現場DXサービス 「KANNA」 を導入
ノンデスクワーク業界における生産性向上に取り組む株式会社アルダグラム(本社:東京都港区、代表取締役:長濱光、以下:アルダグラム)が提供する現場DXサービス「KANNA(カンナ)」が、株式会社TVE(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役社⻑ 奥井 ⼀史、以下:TVE)に導入されたことをお知らせします。
課題と導入理由
TVEは、「戦艦大和」をふくめた船舶向けバルブから始まり、石油化学プラント、火力・原子力等の発電プラントへと、屈指の鋳鋼技術を基盤に、高品質なバルブ製品の設計から鋳造、製造、メンテナンスをワンストップで行っています。
同社メンテナンス本部では、火力・原子力発電所や石油化学プラントなどのバルブのメンテナンス時に、顧客に対し写真を含め報告資料を提出する必要がありプラントの規模によっては、一度に数千枚もの写真を撮影します。これまでは、①現場でメンテナンス箇所をデジタルカメラで撮影・記録 ②メンテナンス作業を行った後に事務所へ移動し、デジタルカメラのデータをSDカードからパソコンに取り込む ③各メンテナンス箇所ごとにフォルダを作成、必要な写真データを選別し、「工事記録」を作成する、といった非常に手間のかかる運用をしていました。
しかし、対応現場数の増加や、建設業の時間外労働の上限規制開始に伴い、これまで以上に業務の効率化が求められるようになりました。撮り忘れによる再撮影の手間や、デジタルカメラの破損・劣化に加え、SDカードの紛失などの懸念に対処し、事務所に戻ることなく現場で写真管理も完結する仕組みを模索していました。
導入後の効果
上記の課題を解決するため、TVEにKANNAの導入を決定いただきました。作業現場にデジタルカメラを持ち込むことなくスマートフォンで撮影し、その場で写真整理が可能となったことで、作業密度が改善されました。また、KANNA内に指定のフォルダを作成し、写真を管理したことで、写真の撮り忘れを瞬時に確認でき、再撮影など手戻りの手間が解消。その結果、作業後に事務所へ戻る移動と、事務所で事務業務を行う時間が不要となり、従業員の残業時間は1日約2時間削減されました。
TVEはKANNA内にあらかじめ指定フォルダを作成し、作業箇所の写真撮り忘れ防止の工夫をしている
TVEは今後、KANNAでの写真管理にとどまらず、KANNAレポートを活用して現場で作業記録の入力を完結する仕組みを実証していく予定です。
今後もアルダグラムは、「KANNA」により現場業務の負荷や工数を軽減し、業務効率化に貢献してまいります。
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■現場DXサービス「KANNA」について
「KANNA(カンナ)」は、世界中のノンデスクワーク業界における現場の生産性アップを実現する「現場DXサービス」です。事務作業や移動時間、コミュニケーションの手間をカンナのように削り、作業の生産性を最大化します。Appストアでのアプリ評価は「4.3点」(5点満点)。ITツールに不慣れな方にもシンプルで使いやすい設計が特徴です。現場DXサービス「KANNA」は、世界中の現場を支えるプロジェクト管理アプリ「KANNAプロジェクト」、ペーパーレス化を推進するデジタル帳票アプリ「KANNAレポート」の2つのサービスを展開。
【KANNAプロジェクト】https://lp.kanna4u.com/
【KANNAレポート】https://lp.kanna4u.com/report/ ※2024年9月特許取得